Elysian Viewの原型は、昭和44年(1969年)に建てられました。当時から、この建物は美しい自然環境に囲まれた特別な場所に位置していました。その後、昭和50年(1975年)には国立公園保護法や名勝伊豆西南海岸が制定され、この地域の自然環境の保全が強化されました。この法律により、新たに建築物を建てることが厳しく制限されるようになり、既存の建物が一層貴重なものとなりました。
About History
昭和44年に始まる物語
歴史とロケーション
この邸宅は、昭和44年に建てられた歴史ある建物です。その後、昭和50年に国立公園保護法が制定され、自然環境の保全がより厳しく求められるようになりました。しかし、この邸宅は、その美しい自然の中に溶け込むように存在し続けています。
世界一有名な新聞の東京支局長が選んだ場所
平成2年、かつて世界的に有名な新聞の東京支局長を務めていたイギリス人ロバート・ワイマント氏は、この家の改修を地元の腕の良い大工に依頼しました。古民家の改修に長けた大工の手によって、古材や自然素材をふんだんに使用した温かみのある空間に生まれ変わりました。開放的なリビングからは、海と空が一体となった絶景を一望でき、書斎では静かに読書やスパイ・ゾルゲの執筆に励んでいたようです。
なぜこの場所を選んだのか?
この邸宅が建つ場所は周囲に何も人工物が無い特別な場所です。名勝地と国立公園の特別地域内で、家など建たない場所に奇跡的に存在する絶景ロケーションにあります。断崖絶壁の上に位置し、南側の窓からはどこまでも続く海が広がります。西側には南アフリカの岬のような雄大な景観が広がり、眼下には小鳥がさえずり、東側には縁に覆われた尾根が海へと切れ込んでいます。
この邸宅の最大の魅力は、何と言ってもこのパノラマビューです。朝陽から夕陽まで、刻々と変化する太陽の光を、室内にいながらにして楽しむことができます。夜になると満月の頃には、ムーンロードが海面を照らし、新月の頃には、こぼれそうな満天の星空が見え、星空中央には天の川が現れます。絵画を超えるような風景は、訪れた人に感動と安らぎを与えるでしょう。
特別地区だからこそ味わえる贅沢
この邸宅が建つ場所は、「名勝伊豆西南海岸」に指定されています。このエリアは、自然景観が特に優れていることから、開発が厳しく制限されています。そのため、将来的に周辺に家は建たないでしょう。
Elysian Viewは歴史、自然、そして人間の創造性が融合した、まさに唯一無二の空間です。美しい手付かずの大自然の中で、日頃の喧騒を忘れ穏やかな時間を過ごしたいという方に、ぴったりの場所かもしれません。